幌の補修 その4。

RV8の幌は布製でおそらく、何層か合わせているもので、雨が降っても通常は雨漏りをしない。雨漏りは古い針穴などからの漏れであることが多いと考えている。そういった丈夫な幌ではあるものの、骨組による幌のすれや糸のほつれには対処が難しい。またホックも弱点の一つである。

幌のすれはその1のように対処するのが一番傷が小さいし、ホックのはずれはその2その3が良いと思う。すこし高価であるが、ホック用のペンチを購入するのがコツである。

さて、新しい補修事項としては「糸のほつれ」である。

いくら幌の生地自体が丈夫であったとしても、それをつなぎとめるためにろう引きの糸を使っていたとしても、次第に弱い部分が切れるのである。ミシン縫いだとさらにそれが顕著になる。

弱い部分としては、幌の骨とのつなぎ目のステッチ、ジッパーの部分のステッチだろう。致命的なのはジッパーの部分のステッチで、それを補修するために、すべてスナップボタンにする人もいるようだが、今回は麻糸をろう引きして使用することにした。

じつは、以前にも補修をしていたが、今回は革を縫うのに使われているSpeedy Stitcherを用いたので、そこからの経験となる。

 

縫っている途中である。麻糸はSpeedy Stitcherについていたものを使用した。すでにろう引きされている。しかしやや太く、もう少し細くてもよいだろう。

縫っている途中である。針を刺して少し戻ると糸がたわむため、それを利用して縫う。端っこは少しコツがいるが、反対側に糸をもってくることができる。あとは添付の説明書を読むこと。はじめに布の反対側には縫う距離+10cmほどを出しておく必要がある。布の針側には糸をあまり出さないこと。針を通すところと、出ることろが確実見え、腰に負担がないポジション(姿勢)をとる。 以上がコツである。

縫う速さは通常の針を用いた手縫いの2−3倍の速さで縫うことができます。丈夫さは通常の手縫いでしょうけど。

白が糸の切れいていない部分、緑が以前手縫いで補修した部分(2−3時間)、赤が今回のSpeedy Stitcherで縫い始め(試行錯誤)の部分(30分)、黄色がさくっと縫えはじめた部分(10分)です。

ちな今回使用したSpeedy Stitcher

http://www.speedystitcher.com/

本来は革を縫う製品のため、 幌には少し太いかも知れません。今回は#200を用いましたが、#250もあるので、そちらの方がサイズが合うかもしれません。けど、どこで購入できるか。。。

Dec, 2008記 - Jan, 2009

<<